糖尿病治療からくる低血糖

糖尿病には高血糖がつきものです。
この高血糖の状態を回避するための治療が行われます。
そのため、糖尿病で診察を受けている方は、低血糖の症状を訴える人も少なくありません。
なぜ、高血糖から低血糖へと逆なパターンになるのでしょう。
糖尿病患者はインシュリンという注射や薬などで、血糖値を抑える治療します。
そのインシュリンの量が多くなってしまったり、加えて食事の制限が始まるため摂取量が少なくなりすぎたり。
適度な運動は必要ですが、激しいスポーツなど行うと低血糖へなってしまうわけです。
この組み合わせから低血糖になってしまう場合もあります。


突然、お腹が空いた感じになる、けだるくアクビが出る、不快感がでる。
低血糖の状態になると、以上のような「お腹が空いた感じ、あくびが出る、不快感」などの軽めの状態になります。

いらつく、不安な気持ちになる、おかしな行動をする。
以上のような症状が出るのも低血糖の状態です。
低血糖が精神的に追い込んでいる場合になります。

変な汗をかく、手や足に震えくる、ほてった感じ、不安な気持ち、吐き気の状態。
やはり血糖のコントロールが上手くできず、血糖の下がりが大きくなってしまい、自律神経を圧迫します。
これは自分自身を守るために、低血糖の状態を体に対して「おかしいぞ」と教えてくれているものです。

力が入らない、集中できない、めまい、眠い感じ、疲れが抜けない、めまい、クチがまわらなくなる、物が重なったように見える。
これも低血糖の症状で、この場合は中枢神経の症状です。
ブドウ糖が足りなくなり、脳の細胞たちがうまく作動できない状態になります。

自分自身が何をどうしているのか分からなくなり、意識障害という症状も出ます。
これは、自分で自覚することが不可能なため、自分では解決できません。
非常に危険な状態ですので、出来れば周りの理解を以前からもらっておくことも必要です。
家族はもちろんですが、会社の仲間にも「自分は低血糖になり、意識障害が出てしまうかもしれない」と伝え、そのときには力になってもらえるよう、事前にお願いしておきましょう。

この意識障害は前触れなしに来る場合もあります。
60日以内に意識障害を引き起こしていた場合、前触れなしに意識障害を起こすことがあると言われているようです。
これは無意識の状態、自覚症状のない状態で起こります。
無自覚性低血糖と言われているものです。よばれています。

そして、糖尿病性昏睡状態です。
これは最も危ない状態で、ひどいと「死」につながる場合があります。
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